サイパンのスクール下見

エージェントからのメールで

前日か当日にスクールの手続きをして下さい。

とあったので、

見学をかねて前日に行きたいとメールしたが、返事がない。

エージェントがちょうど電話をくれたので、その事を話したら大丈夫との事。

ホテルまで迎えに来てもらってスクールへ向かう。

めっちゃ素朴なスクール。

東南アジアの田舎にあるみたいな木造で古い建物だ。

好感はもてた。

まずは事務所で校長先生とご対面。

ずっと前に一人日本人が居たとの事等、雑談して

で、いつから来るの？　と校長先生。

（へ？　知らなかったの？　エージェントにはとっくに伝えてあるけど。）

明日からです。　と答える。

その後、校長先生に連れられて校内を見学。　

クラスをのぞかせてもらうと、わぁーと校長先生の所まで

生徒が走ってきた。　皆、校長先生が大好きなんだな。

そして、娘が入るクラスの部屋へ。

ベットが数台あり、それぞれに乳児がいた。

（え？　ここ？　乳児もいるんだ。　ちょっと薄暗い

本当に東南アジアに来たみたい。　

２歳児だけが集まっている所だと思っていたのに違うんだ。）

娘は私の心配をよそに、部屋にあるおもちゃを見つけ、どんどん遊んでいる。

先生の話しかけもあって、すぐになじめそうだった。

先生たちは明日から娘がここへ来る事も知らなかった。

（ま、いいか。）　

暫く娘が遊んでいるのを見て、手続きをする為に事務所に戻る。

校長先生はもういなかった。　外出したとの事。

事務のスタッフの方がいて、エージェント同席で、手続きをしようとするのだが、

金額が伝わっていなくて、どこからどう出したのかわからない金額を

提示してきた。

エージェント、特に反応はない。　

エージェントに不安を感じていたので、あらかじめエージェントから

送られてきた学校の料金が書いてあるメールのコピーを持ってきた。

それを見せて、こういうお話でしたよね。　と私。

突然エージェント怒り出す。　事務のおばちゃんに向かって

こういう内容で校長に話してあるんだ！

早くして、こっちは９時に約束があるんだよ！！　とかなり強い口調。

（あの～　エージェント様も忘れていたのではないでしょうか～？）

エージェントの英語を聞いてびっくり。

（今時聞かないタイプの英語、これでも仕事が成り立つんだなぁ。）

エージェントが私に、

ここは校長がいないと何もできないんです！

校長が全部把握しているから。　だから校長がいる時に手続きをしたかったんです！！

と力説。

（なんだそれ。　じゃ先に言えば？

予測できるなら、なんでそうしないの？？

娘を暫くクラスで遊ばせてたから時間が遅くなったのを怒っているんか？？）

事務のおばちゃんはエージェントの怒りに全く動じず、笑顔さへ浮かべていた。

私はエージェントのこの対応を不愉快に感じたので、

強い口調で

９時に約束があるなら、先にそうおっしゃって下されば

良かったではないですか。　はっきりしなので今日は手続きをしません。

と伝える。

明日の手続きも心配だなぁ。

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