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幼児教育で兄を振り返る 1  [幼児教育 にがり美へ]

子供を持ってから早期教育幼児教育というジャンルに触れました[本]

人間の脳が3歳までに80%位が作られるという事が言われていますが、
では3歳まで何をすればよいのかな~と調べてみると --
こういう教材を使ったら良いというたぐいの事がたっくさん[あせあせ(飛び散る汗)]

それをやってみて本当に自分の子供がそうなったらいいなと思ったり
それらの説明には納得できる所もあると感じます。
でも、心の底では言いようのない違和感が生じ、普段忘れている
兄の存在を思い出してしまいます。
彼はそういう物を経験してないけど・・・と。

私は5つ離れた兄と2人兄妹で私が物心ついた時には、兄は何でもそつなくこなしていました。
男のくせに字も綺麗だったし、勉強も運動もでき、だらしない所はありませんでした。
両親が商店を営んでおり忙しかったせいもあり、兄は学校の事に関しては
親の助けを必要とせず自分でやっていました。

兄が小学生5年生ぐらいの時、世は空前のボーリングブーム
よく家族で日曜日の早朝、ボーリング場へ行きました。
たしか朝6時には家を出ていたと思います。
あまりに混んでいて早朝でないと、レーンが空いていなかったからです。
私は小さかったせいもあり、ガーターばかり出していました。
出来ないのにやらせてもらって悪いような気がしたのを覚えています。 
兄はボーリングも上手で、毎週ボーリング場に行きたがりました。
父は毎日仕事で朝が早いのに、日曜日も早起きしなくてはならないのが大変で、
兄に家でも出来る将棋を教えました。
そして兄は将棋にはまり、その後棋士になり9段まで登りつめ、タイトルもいくつか取りました。
現在もいろいろな面でそこそこ活躍しているらしく、人づてに兄の話が耳に入ります。
だいたいこの手の人は家族に優秀な人がいる事が多いですが、兄に関しては
全くそういう事はなく、兄がそのようになるとは誰もが想像できませんでした。

私の子供の頃はというと、だらしなく勉強もできない
つめは伸び放題、忘れ物も多くずいぶん先生に叱られました[もうやだ~(悲しい顔)]
注意される子供はいつも同じで、母親が働いている子供たちでした。
私が子供の頃は専業主婦があたりまえの時代で、母親が働いているのは
クラスでも2,3人しかいませんでした。

私はその後、ずいぶん遅かったけれど これではいけない!と思い
自分でがんばって[手(グー)]いろいろな事が出来るようになりましたが、
所詮器用貧乏で、兄のように突出して出来るものはありません。
ずっと前に私は兄に ”いろいろ出来るけど決め手がない。” と言われ
ぐうの音も出ませんでした[ふらふら]

同じ両親の元に生まれていったいなぜこんな差があるのだろう。
兄と私の幼少期にどんな違いがあったのだろうと考えると
大きな違いがあった事に気づきます。

つづく



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